Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/kaologu/www/grevyi/wp-content/themes/Divi/includes/builder/functions.php on line 4783
ずるく働くことの大切さと働く女性の哀愁「会議でスマートに見せる100の方法」 | grevyi(グレビー)本のレポートサービス

エリートの仕事っぷりをシュールに描く「会議でスマートに見せる100の方法」

一度読んだら次の日必ず会社で試したくなる「会議でスマートに見せる100の方法」。

人気ブログが書籍化された本作は、GoogleやYahooでの勤務経験があるサラ・クーパーが著者です。ユニークに、そしてシュールにエリートの仕事っぷりを描いています。

平凡なビジネスパーソンからすれば、目から鱗のビジネススキルがたっぷり収録(おそらく)。もしかしたら、巷のビジネス書より役に立つかもしれません。

全く準備をしていないプレゼンをどうバレずにこなすか、会議でぼーっとしてるのをどうごまかすかなど。「こういうカッコつけた人いるな〜」とクスッと笑えたり、「確かに」と妙に納得してしまったりします。

 

日本人に欠けている「ずるさ」

一見滑稽な内容ですが、実はこの本とても大切なことを伝えようとしている気がします。それは、周囲への自分の見せ方です。つまり、「スマートに仕事しようよ」ということ。

日本人はよくも悪くもとても真面目です。直球勝負で素直。それってすごく素晴らしいことですが、仕事をしている上では少し疲れてしまうこともあるのではないでしょうか。ビジネスでは、ずるさも大切です。

以前一緒にお仕事をさせて頂いた、某有名企業の役員の方もおっしゃっていました。ある将来有望な幹部候補の社員について、「彼は優秀なんだ、少しずるさがあるから」と。真面目さは大切ですが、真面目一本では潰れてしまうこともあります。

近年増加傾向にあるうつ病だって、なりやすいのは真面目な人です。責任感も強いため、全部仕事を抱え込んで辛くなってしまうのです。

だからこの「会議でスマートに見せる100の方法」を読んで、ずるさを学ぶことが大切です、きっと。

 

ソーセージ至上主義への憂い

そしてもう一つ、この本に込められたメッセージ。それは、男性優位社会への皮肉です。著者が大企業の第一線で活躍してきた女性だからかもしれません。「男性優位の職場での会議の作法」という一節が設けられ、爽やかに皮肉られています。

「会議でスマートに見せる100の方法」の中では、男性優位の社会はソーセージ至上主義と例えられ(映画「ソーセージパーティー」を思い出しました)、対ソーセージへの作法が丁寧に述べられています。ぜひ、ユニークで愛に溢れた内容は読んで確認してください。

対ソーセージの作法は、とても笑える一方で、寂しい気持ちになるのもまた事実です。いくら男女平等の社会になったと言っても、女性蔑視や差別が残る部分があります。日本の企業でさえ、女性活用と謳ってはいても、管理職は男性ばかり、セクハラは少なくならずと言ったケースもよく耳にします。

そして、アメリカの大統領選挙を見てもしかりです。ガラスの天井が破られるためには、まだ少し時間がかかるのかもしれません。

しかし、男性と同様に女性が社会を動かしていることは、まぎれもない真実です。働く女性の皆さん、辛くなったらソーセージ至上主義の会議の作法をマスターして頑張りましょう。

そして、女性だけでなく男性の皆さん、真面目に頑張りすぎず、時にはずるく、会議をスルーして仕事を頑張りましょう。

「会議でスマートに見せる100の方法」は、秀逸なビジネス書です。

 

本を読む時間がないを解決。grevyi本のレポートサービス

 

Pocket